4月22日(土)FASHION REVOLUTION WEEKキックオフイベント
みなさんこんにちは。放送作家のすごいエリザベスです。
以前、番組でもご紹介したFASHION REVOLUTION WEEK(4月24日〜30日)。そのキックオフイベントが22日(土)に、原宿の田中千代ファッションカレッジで行われたので行ってきました。
キャッチコピーは「原宿の“街”を引っくり返せ!」。街をひっくり返すって、一体どういうこと!?
◆FASHION REVOLUTION WEEKとは?
そもそも、FASHION REVOLUTION WEEKとは何かというと、2013年にバングラデシュの衣料品工場で起こった崩壊事故で、1,100人以上の労働者が亡くなったことがきっかけ。このようなことが2度と起こらないよう、ファッションについての真の価値を改めて考えるための期間なんです。ロンドンからはじまり、SNSで世界90ヵ国、7万人以上が参加しています。
◆あなたが着ているその服、誰がどこで作っているか、知ってますか?
ファストファッションが増えたことで、海外では過酷な労働状況で働いている人も少なくありません。そこで、2014年より毎年世界各国で洋服を裏返し、タグの写真を撮影し、その服のブランド名と「#whomademyclothes ?(私の服は誰が作っているの?) 」をつけて、SNSへの投稿を行っているんです。
◆さあ、あなたも服を「ひっくり返し」てみよう!
先日の放送より。最初はちょっと恥ずかしいけれど・・・そういえば洋服のタグって真剣に見たことなかった!
◆イベントでは映画上映やトークショーも
イベントには、番組にも出てくださった原宿神宮前商店会副会長・早川千秋さんリバースプロジェクトの共同代表・龜石 太夏匡さん(写真)、リバースプロジェクト リテール担当・大釜 翼さんと、エシカルファッションブランド「INHEELS」の布田 尚大さんらが集結。
さらに、「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償」という、“服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?”というテーマのドキュメンタリー映画の上映や、BEAMSクリエイティブディレクター・南馬越 一義さん、「Numero TOKYO 」エディトリアル・ディレクター・軍地 彩弓さん、モデルでエシカルファッションプランナーの鎌田 安里紗さんによるトークショーなどが行われました。
お客さんのなかにも服をひっくり返して着ている人がちらほら。やっぱりタグ、見ちゃいますね。
◆ザベスから一言
今、日本でもファストファッションや低価格の洋服がたくさん出回っていて、お恥ずかしながらわたしも普段から利用していますが、正直安くてかわいければいいや、1シーズン着られればいいやと思っていた一人です。でも、その「安さ」には理由があって、その服の「裏側」まで考えながら着ることがとても大切なんだということに気づきました。エシカルファッションも、ファストファッションもうまくとりいれながらおしゃれを楽しみたいですね!
◆4月22日「しぶや☆にゃう」でもイベントの内容を紹介しました。
放送はこちらから。